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異常検知ルール

検知の仕組み

  • 直近平均比 — 対象日の値を「対象日を除く直近最大7日」の平均と比較します(データが少ない立ち上げ期は3日以上あれば判定)。単発のノイズで発火しないよう、平均に下限(最低ボリューム)を設けています
  • 確定日基準 — 各データソースの「取込済みの最新日」を基準日にします(GSC・GA4とも、確定を待って当日から約2日前まで)。未確定データでの誤検知がありません
  • 二重通知の防止 — 同じ種類の異常が未解決のまま続いても、通知は初回のみ。内容は最新の数値に自動更新されます
  • 測れないときは黙る — 対象データが無い場合や、母数が小さく数値が乱高下する場合、各ルールは判定をスキップします。「全サイトについて何か言う」ことより「鳴ったときは信用できる」ことを優先した設計です

異常検知ルール一覧

急落・事故を検知する異常ルールが21種類あります。しきい値の「以上」は境界値を含みます。急落だけでなく、伸びを捉える好調検知(5種類)も別途あります(下記)。

ルール条件(概要)重大度プラン
Googleクリック急落 7日平均比 -40%超(平均20クリック以上) -60%以上で危険 全プラン
Google表示回数急落 7日平均比 -50%超(平均100以上) 注意 全プラン
CTR急落 表示回数を保ったまま(平均比80%以上)CTRが7日平均比 -40%超(平均表示500以上) -60%以上で危険 全プラン
掲載順位の悪化 3位以上かつ1.5倍以上の悪化(平均表示300以上) 10位以上 or 2倍以上の悪化で危険 全プラン
クエリ単位の急落 平均5クリック以上のクエリが -70%超。サイトごとに1件へ集約 -80%以上で危険 全プラン
ページ単位の急落 平均5クリック以上のページが -70%超 -80%以上で危険 全プラン
ページのCTR・順位悪化 平均表示50以上のページでCTR -40%超、または順位が3位以上かつ1.5倍以上悪化。サイトごとに1件へ集約 CTR -60%以上で危険 全プラン
Bingクリック急落 7日平均比 -40%超(平均10クリック以上) -60%以上で危険 全プラン
GA4セッション急落 7日平均比 -40%超(平均20セッション以上)。検索増減の注記付き -60%以上で危険 全プラン(GA4データの自動取得はPro以上)
エンゲージメント率急落 7日平均比 -40%超かつ10ポイント以上の低下(平均20セッション以上・平均10%以上) -60%以上で危険 全プラン(同上)
ページ単位のPV急落 平均10PV以上のページが -70%超。サイトごとに1件へ集約 -80%以上で危険 全プラン(同上)
ページの滞在時間急落 PVを保ったまま平均滞在が -60%超(平均20PV・10秒以上)。サイトごとに1件へ集約 注意 全プラン(同上)
売上急落 7日平均比 -50%超(平均¥1,000以上) -60%以上で危険 全プラン
流入増×売上減 クリック +10%以上なのに売上 -30%以上 注意 全プラン
ASPクリックあり成約ゼロ 直近8日(当日含む)のクリック20以上で成約0 注意 全プラン
HTTPエラー チェック済みページに 4xx/5xx 5xxありで危険 全プラン
noindex急増 新規noindexが10件以上 or 全体の5%以上 20件以上 or 10%以上で危険 Lite〜
canonical不一致 自URL以外を向く canonical が5件以上 注意 Lite〜
sitemap URL数急減 前回比 -10%超、または-100件以上(かつ-1%以上) -30%以上で危険 Lite〜
GA4セッション急落(週次) 直近7日合計が前3週の週平均比 -40%超(週平均30セッション以上) -60%以上で危険 全プラン(同上)
エンゲージメント率急落(週次) 直近7日が前3週の週平均比 -40%超かつ10ポイント以上の低下(週平均30セッション以上) -60%以上で危険 全プラン(同上)

noindex・canonical・sitemap の3つは技術チェック(Lite以上)が前提です。 ページ・クエリ単位の急落は、大量発生時のノイズ抑制のため1回の検知につき最大20件まで(下落率の大きい順)に絞り、サイトごとに1件の異常へまとめます。

末尾の週次2ルールは、1日あたりのセッションが少ないサイト専用です。GA4の日次ルール(セッション急落・エンゲージメント率急落)は 7日平均20セッション以上のサイトだけを対象にし、それ未満のサイトは週次ルールが担当します。 同じサイトが日次と週次の両方で発火することはありません(数セッションの増減で率が乱高下し、誤検知になるのを避けるための切り替えです)。

好調(ポジティブ)検知

SerpMora は「急落・事故」だけでなく、見逃すともったいない好調も検知します。 しきい値は対になる異常ルールの鏡像で、母数フロア(最低ボリューム)も同じ考え方です。 これらは対処すべき異常ではなく「活かすべき好調」なので、重大度は「好調」(情報)のみ。 サイトの状態(良好/注意/危険)や未対応件数、アラート通知には影響しません。 ダッシュボード・サイト詳細の緑の「好調」枠、朝のサマリーメールの「好調」欄に表示され、AIの日次要約でも「伸ばす観点」として扱われます。

ルール条件(概要)重大度プラン
Googleクリック急増 当日のクリックが7日平均の1.5倍以上(平均20クリック以上) 好調 全プラン
掲載順位のブレイクスルー 平均11位以上→当日10位以内(1ページ目に到達)、または3位以上かつ34%以上の改善(平均表示300以上) 好調 全プラン
GAセッション急増 当日のセッションが7日平均の1.5倍以上(平均40セッション以上・外れ値判定つき) 好調 全プラン(GA4データの自動取得はPro以上)
売上急増・初成果 7日平均¥1,000以上で1.5倍以上、または直近7日ゼロから当日¥500以上の初成果 好調 全プラン
新規流入ページ 直近7日ゼロクリックのページに当日3クリック以上の流入。サイトごとに最大20件 好調 全プラン

好調は「解決」する概念がないため、数日で自動的に一覧から外れます(異常のような自動解決の判定は行いません)。 異常検知と同じく、母数が小さいサイトでは誤検知を避けるため判定をスキップします。

検知した異常への対応

「異常」画面にすべての検知が一覧されます。対応したらステータスを「対応中」「解決」に更新してください。 解決にすると、同じ異常が再発した場合に改めて通知されます(未解決のまま放置すると通知は初回のみです)。 サイトの状態(良好/注意/危険)は未解決の異常から判定されます。

異常のタイトルをクリックすると詳細画面が開きます。そこでは、検知の判断に使った 元データ(日別の数値)と満たした判定条件、指標ごとの確認方法、よくある原因、 同時期の作業ログを確認できます。「本当に異常なのか」をご自身で検証できるようにするためのものです。

自動解決(何もしなくても解決済みになる異常)

数値が元に戻れば、操作しなくても異常は自動的に「解決済み」になります。具体的には次のように動きます。

  • 毎朝の検知で条件がまだ続いていれば、既存の異常が最新の内容に更新されます(同じ異常が増えることはありません)
  • 状態が「未対応」「確認済み」の異常は、3日間続けて条件が見られなくなると自動的に「解決済み」になります。一覧に「自動解決」バッジが付きます
  • 「対応中」にした異常は自動解決されません。ご自身で対応される意思表示とみなすため、システム側で勝手に解決済みにはしません(状態を変えるまで残ります)
  • データ取得が止まっている間は自動解決しません。「データが無いから条件が消えた」のか「本当に直った」のかを区別できないためです
  • 自動解決したあとに同じ条件が再発した場合は、猶予なくすぐ再オープンして再通知します(ノイズが収まっていたのではなく、本物の再発の可能性が高いため)
  • ご自身で「解決」にした場合は、7日間は同じ異常を再通知しません(対応中の再通知を防ぐため)
  • 「無視」にした異常は対象外です。更新も再オープンもされず、自動解決もされません。再発しても通知されません(意図的なnoindex設定などに使ってください)

なお、どの状態でも異常の記録が削除されることはありません。自動解決は状態が「解決済み」に変わるだけで、異常一覧の「対応済み・その他」から後から確認できます。